
教育実習を終えた皆さん、お疲れ様でした。教育実習は、未来の教育者として成長するための重要な経験であり、その場で得た知識や技術は今後のキャリアに大いに役立つことでしょう。
しかし、実習が終わった後には、指導してくださった先生方や校長先生への感謝の気持ちをお礼状として伝えることが大切です。
お礼状を書く際には、どのような内容を盛り込むべきか、どのような形式で書くべきか悩むことも多いかもしれません。本記事では、教育実習のお礼状の書き方や封筒の選び方、そして適切な時候の挨拶について詳しく解説します。
教育実習のお礼状 – 書き方はどうしたら良い?
教育実習のお礼状を書く際の基本的なポイントについて解説します。まず、お礼状の冒頭には、感謝の意を示す挨拶から始めます。実習期間中に受けた指導やアドバイスに対する感謝の気持ちを、具体的なエピソードと共に述べると、より真心が伝わります。
また、挨拶の締めくくりには、今後の抱負や学んだことを生かしていく決意を表明するのも良いでしょう。
お礼状は手書きが最も丁寧で、相手に対する敬意を示す方法として推奨されます。
手書きにすることで、書いた人の気持ちがより伝わりやすくなります。内容が長すぎず、簡潔にまとめることも重要です。基本的に、A4サイズの便箋1枚に収まる程度が適切です。
- 例文
「拝啓 初秋の候、○○校の皆様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
この度は、貴校にて教育実習をさせていただき、誠にありがとうございました。実習期間中、貴重な指導を賜り、深く感謝申し上げます。先生方からいただいたご指導のおかげで、実習を通じて教師としての自覚が一層強まりました。今後もこの経験を糧に、教育の道を歩んでまいります。
末筆ながら、貴校のますますのご発展と皆様のご健康をお祈り申し上げます。敬具」
例文1: 担任の先生に向けて(カジュアルで温かみのある表現)
拝啓 初秋の候、○○先生にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度は、教育実習で大変お世話になり、心から感謝申し上げます。先生のご指導のもと、生徒たちとの触れ合いや授業の進め方を学ぶことができ、非常に貴重な経験となりました。実習中、先生がかけてくださった温かい言葉に何度も救われました。
先生から教えていただいたことを胸に、これからも教育の道を精進してまいります。実習期間中にお世話になりましたこと、改めて深く感謝申し上げます。
末筆ながら、先生のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
敬具
例文2: 校長先生に向けて(フォーマルで敬意を強調した表現)
拝啓 秋涼の候、○○校長先生にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
この度は、貴校にて教育実習をさせていただき、誠にありがとうございました。校長先生のご指導のもと、教育現場での貴重な経験を積むことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。先生方や生徒の皆さんと接する中で、教師としての心構えや責任感を学び、今後の糧となる多くの教訓を得ることができました。
今回の実習を通じて得た経験を生かし、教育に携わる者としてさらに精進してまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
末筆ではございますが、貴校のますますのご発展と、校長先生のご健康をお祈り申し上げます。
敬具
例文3: 全教職員に向けて(包括的で丁寧な表現)
拝啓 秋冷の候、○○校の皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度は、教育実習の機会を賜り、誠にありがとうございました。先生方には授業や生徒指導においてご指導をいただき、また、学校生活のさまざまな場面で多くの学びを得ることができました。皆様の温かいご支援のおかげで、無事に実習を終えることができましたこと、心より感謝申し上げます。
実習での経験を糧に、これからも教師としての道を歩んでまいります。皆様におかれましては、今後ともご指導いただけますようお願い申し上げます。
末筆ながら、○○校の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
敬具
このように、丁寧な言葉遣いと感謝の気持ちを込めた文章を心掛けましょう。
教育実習のお礼状の封筒のサイズや入れ方
お礼状を書く際に使用する封筒や便箋にも注意が必要です。ここでは、適切な封筒のサイズや便箋の選び方、そしてお礼状の入れ方について説明します。
封筒のサイズ
お礼状を送る際には、一般的に長形4号(約90×205mm)の封筒が使われます。このサイズは、A4サイズの便箋を三つ折りにしてちょうど収まる大きさです。封筒は白色で無地のものが望ましいです。また、縦書きで表書きを行うのが一般的ですが、横書きでも問題ありません。
便箋の選び方
便箋は、白無地か、淡い色でシンプルなデザインのものが良いでしょう。派手な柄や色が強すぎるものは避けるべきです。便箋の質感も重要で、書きやすい紙質のものを選ぶと良いでしょう。文章を書く際は、なるべく丁寧な字で、一字一字心を込めて書くことが大切です。
お礼状の入れ方
便箋を三つ折りにした際、上部が開くように封筒に入れます。これは、相手が封筒から取り出しやすいようにするための配慮です。また、封筒に入れる前に、お礼状の内容を再度確認し、誤字脱字がないか、敬語の使い方が正しいかなどをチェックすることを忘れないようにしましょう。
これらの細部にまで気を配ることで、相手に対する敬意がより伝わりやすくなります。
教育実習のお礼状に使える時候の挨拶は?
お礼状の冒頭に添える時候の挨拶は、季節感を表現しつつ、相手に対する気遣いを伝える大切な要素です。ここでは、教育実習のお礼状に使える季節ごとの時候の挨拶をいくつかご紹介します。
春の時候の挨拶
春は、新しい年度が始まる季節であり、希望に満ちた印象を与えます。以下のような時候の挨拶が適しています。
- 「陽春の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。」
- 「春暖の候、貴校のますますのご発展をお祈り申し上げます。」
夏の時候の挨拶
夏は、暑さが厳しい季節ですので、相手の健康を気遣う表現が好まれます。
- 「盛夏の候、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。」
- 「暑中お見舞い申し上げます。」
秋の時候の挨拶
秋は、実りの季節であり、落ち着いた印象を与える表現が適しています。
- 「秋涼の候、貴校の皆様におかれましてはご健勝のことと存じます。」
- 「実りの秋、貴校のますますのご発展をお祈り申し上げます。」
冬の時候の挨拶
冬は、寒さが厳しい季節ですので、温かい言葉を添えると良いでしょう。
- 「寒冷の折、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。」
- 「厳冬の候、貴校の皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。」
これらの時候の挨拶を、お礼状の冒頭に使うことで、季節感を感じさせると同時に、相手への気遣いを伝えることができます。
まとめ
教育実習のお礼状は、実習を受けたことに対する感謝の気持ちを伝える大切なツールです。お礼状を書く際には、基本的なマナーや形式を守りつつ、真心を込めた内容にすることが重要です。
また、封筒や便箋の選び方、時候の挨拶など、細部にまで気を配ることで、相手に対する敬意を示すことができます。これらのポイントを押さえたお礼状を書くことで、教育実習を通じて築いた良好な関係をさらに深めることができるでしょう。
